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大物主神社(兵庫県尼崎市)

大物主神社(おおものぬしじんじゃ)

大阪市内も北摂地域等もまだまだ虫食い状態ですが、池田市の細川神社から一転西淀川区から隣県の兵庫県に入る事にします。

田蓑神社さんのある阪神千船駅より国道二号線に沿って尼崎市に杭瀬熊野神社や貴布禰神社元宮等、たまたま神職がご不在の社や兼務社らしき神社を六社ほど参拝、駅傍で名前の通っている神社なら神職さんも常駐しているかと思い阪神大物駅の大物主神社に歩みを進めました。

 

この大物、淀川の支流のひとつである神埼川の河口に形成された三角州の一部だった場所で、難波八十島が陸地化して行った中で瀬戸内と淀川支流の神崎川(京に上る水路の一つ)の要衝で大いに賑わったといわれております。

瀬戸内海を勢力圏に置き、水軍を押さえていた平清盛もこの大物の社に縁を持ち、わざわざ平氏の守護神たる厳島神社の分霊を勧請したりとこの港町を重要視していたりします。

また源義経が兄である頼朝より追討を受けた際には、西国九州の勢力に救いを求めて、この大物浦より船出したとされており、義経弁慶がこの神社傍にて一時逗留したという伝承も残っております。

 

さてこのお社ですが、時代は崇神天皇の御世(紀元前一世紀)に遡るようで、主祭神の大物主命の八世孫大田根子命後裔の鴨部祝がこの大物の地にその祖神たる大物主命を奉斎したのが創始とされております。

後、平清盛により厳島神社の市杵島姫命の分霊を勧請され、更に江戸期には宗像三柱神の二柱多岐都姫命、多紀理姫命を合祀し、この海と縁が深い大物の社に宗像三神共にお祀りされる事になっております。

その縁もあり、宗像大社から宗像東宮の称号を許され、現在は大物主命の国土開発等の陸の加護と宗像三神の海の加護の両面でこの大物の地を護る社となっております。

 

大物主は大国主ともされており、その大国主は大黒天と習合されていました。

また市杵島姫命も弁財天として同様に習合されていた神様であります。

そして阪神電車の隣の駅阪神尼崎には戎神を祀る倉持戎大宮が鎮座しており、二社をお参りするだけで七福神の三柱を参拝できるという面白い配置になっております。

偶然だとは思いますが。

 

【社格】 村社

【御祭神】大物主大神 市杵島姫命 多岐都姫命 多紀理姫命

今回頂いた御朱印です。

大物主神社  

【所在地】兵庫県尼崎市大物町2丁目7-6 →地図

記事中記載:細川神社(大阪府池田市)田蓑神社(大阪府大阪市西淀川区)

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osoumen

Author:osoumen
神社の御朱印集めのつもりが、いつの間にか徒歩での数珠繋ぎ巡拝の様相に。
最近旧道の曲がりくねった道を見るとどうもわくわくしてきます。

摂津国の神社中心の御朱印五目収集参拝中。

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