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千里丘稲荷神社(大阪府吹田市)

千里丘稲荷神社(せんりおかいなりじんじゃ)

吹田市千里丘の丘陵地、今はマンションなどが多数聳え立つ住宅地を更に登った所にこの神社は鎮座します。

関西圏に古くから住んでいる方には毎日放送(MBS)の旧千里丘スタジオの近くといった方が馴染み深いでしょうか(こちらを閉鎖して全て茶屋町に移設してもう20年以上経ってるんですね…)

 

それはさておき、この神社の由緒をご紹介する前に関係する地所の三宅の事について少しお話させて頂こうと思います。

三宅という地名は全国各地に残っているようですが、三宅とは屯倉(みやけ)から転じている地名が多いようです。

大化以前の朝廷直轄地やその農業経営地に当てられる場所で、字義の通り農作物の集積する倉を置いた場所であるとの事。

この神社より東、JR線を跨いだ更に東の井於神社のある辺りなどを中心に室町時代まで三宅という地が残っていた様なのです。

そしてこの三宅の地に藤原家の流れを汲む宇都宮氏が土着し三宅氏を名乗ります。

この三宅氏ですが、摂津国人勢力として着々と力を付けていき、30万平米の広大な敷地を持つと推定される城館の当主として勢力を拡大しました。

 

応仁の乱辺りには、摂津の国は細川・畠山、後に石山本願寺、三好等の勢力が相争い戦に明け暮れますが、その戦いの中にこの三宅氏が攝津の国人として参加し様々な記録に残っております。

特に三宅出羽守なる人物は、都度裏切りを交え陣営を入れ替えなかなか面白い人物だったようです。

 

さて、そこでこの神社の由緒に戻りますが、この三宅氏の綱渡りのような裏切りの連続も上手く続くわけでなく、三好長慶と三好政長の内紛に巻き込まれ三宅城も落城の憂き目に遭います。

その際落ち延びた家老高橋何某が三宅城の守護神の勝秀大明神をこの地にお遷しし祀ったのがこの千里丘稲荷神社の創始になります。

その後この丘陵地に別途祭られていた稲森大明神をそして高橋氏後裔の方が神示を得てお祭りした勝頼大明神の三柱を以って稲荷社の体裁を整え、千里丘の地を守護する鎮守として今に到っているとの事です。

 

この神社、平時から常在の神主の方がいらっしゃらず、周辺の氏子信奉者で守り続けているお社で、正月と春季例祭を除いてどなたもいらっしゃいません。

春季例祭にお邪魔させて頂きましたが、まさに村の会合・祭りという様相で非常にアットホームな雰囲気のお祭りでした。

隣村の人間ということもあり温かく迎えて頂きましたがああいう地域の祭りというものもいいものですね。

また来年の正月か春季例祭にはお邪魔しようかと考えております。

御朱印に関しては特段そういうものの準備も無い中で、「集めてるのなら折角来たんやからもろていき」と、当番の女性の方に参拝記念印として神社使用の角印を押して頂いております。

 

三宅氏並びに三宅城に関しては摂津国人三宅氏のホームページhttp://www.geocities.jp/ken_miya_ybb/が非常によくまとまっていると思います。

今回の記事を作るに当たって参考にさせて頂きました。

三宅氏にご興味がおありの方は、よろしければそちらのリンク先の記事もご参考下さい。

 

【社格等】 不明

【御祭神】 勝秀大明神 勝頼大明神 稲森大明神

今回頂いた御朱印です。

千里丘稲荷神社  

【所在地】 大阪府吹田市千里丘北1-1 →地図

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まとめtyaiました【千里丘稲荷神社(大阪府吹田市)】

千里丘稲荷神社(せんりおかいなりじんじゃ) 吹田市千里丘の丘陵地、今はマンションなどが多数聳え立つ住宅地を更に登った所にこの神社は鎮座します。 関西圏に古くから住んでい

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osoumen

Author:osoumen
神社の御朱印集めのつもりが、いつの間にか徒歩での数珠繋ぎ巡拝の様相に。
最近旧道の曲がりくねった道を見るとどうもわくわくしてきます。

摂津国の神社中心の御朱印五目収集参拝中。

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