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野見神社(大阪府高槻市)

野見神社(のみじんじゃ)

三島の鴨神社以降、東側に目を向けていなかったので、鴨神社最寄の摂津富田駅よりのんびりと…。

祈祷中でお忙しそうな三輪神社を後日回しにして東に向かったのですが、悉く不在で結局当日最期の予定でもあった高槻城址傍の野見神社でやっと御朱印が頂ける事となりました。

この高槻は織豊政権期には和田惟政、後にその家臣高山友照・重友(右近)父子が領有した場所で、今は史跡公園として整備されている高槻城を本拠地としておりました。

三名ともキリスト教に帰依した武将であり、当時の宣教師の文献にも名を残しておりますが、特に高山父子の信仰は度を越しておりまして、キリスト教の保護と共に近隣の社寺の破壊や迫害を行っており、この高槻周辺の社寺は少なからず被害を受けていたようです。

そしてこの野見神社は最もそういう弾圧を受けた神社のひとつであります。

 

創建は宇多帝の御世(9世紀末)にまで遡りまして、当地で疫病が蔓延した際に神託の元で牛頭天王をお祀りした事より始まり、後この地に高槻城が建てられることで城の鎮護社として一時の興隆を迎えます。

歴代城主をはじめその家臣からの尊崇も集め社領の寄進も行われて次第に盛んになっていきます。

ところが、高山父子の迫害により社領没収の上に社殿の破壊を行われ一気に衰微。

徳川期の三代目の城主松平家忠の時代(元和5年・1619年)になって、牛頭天王社を新造、寄進を受け高槻城の鎮護社としての地位に復し、更に慶安二年(1649年)に時の藩主永井直清により社殿の修築と寄進が行われ興隆を迎えます。

以降永井家との良好な関係を保ったまま幕末を迎えた事は、永井家の祖霊社として永井直清を祭る末社永井神社の佇まいからも感じられます。

 

明治の神仏習合禁止令により牛頭天王を須佐之男命に改め、また当地周辺が野見氏(土師氏)の由緒地であることもあり合祀し、社号を野見神社とし現在に到っております。

 

延喜式では摂津国嶋上郡には野身神社という神社が収載されており、こちらも論社ですが、この来歴を見る限りはどうも上宮天満宮の末社野身神社の方に分がありそうです。

 

御朱印についてですが、頂いた直後の扱いか保管のミスかと思いますが、スタンプの墨書き部分と朱印部分よりスタンプの溶剤が滲んだ様な状況になってしまいました。

スタンプの物を頂く際には開いたまましっかりと乾燥させて滲まないように溶剤を揮発させないといけないかもしれません。

こういうものの対応方法は今後の課題ですね。

 

【社格】 延喜式式内社(野身神社)論社 郷社

【御祭神】 須佐之男命 野見宿禰命

今回頂いた御朱印です。

nomijinja.jpg  

【所在地】 大阪府高槻市野見町6-6→地図

【公式HP】 http://www.nomijinja.jp/

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鴨神社(大阪府高槻市)

鴨神社(かもじんじゃ)

茨木市のお隣、高槻市にこちらの神社がございます。

でも、茨木市参拝計画の延長なんですね。

今の茨木市、吹田市に当たる嶋下郡・式内社の三嶋鴨神社の論社の一つです。

 

今の高槻市全域は江戸期には嶋上郡に相当しますが、この鴨神社の位置は豊臣秀吉の太閤検地により社地を分割される形で今の神社の周囲を嶋下郡より切り離されて嶋上郡に編入されたとの事です。

「もうこの裏手をちょっと行った所から茨木市でそこも旧社地だった。」とは宮司さんの弁。

確かに、茨木と高槻の市境から本当にすぐのところがこの神社です。

この宮司さん、少し馴染み難い感じでしたが、流石に由緒正しい神社の宮司さんで色々と教えて頂きました。

又聞きの話では申し訳ないので、この神社と鴨族、三嶋氏の関係などは宮司さん手製?の公式HPでご覧下さい。

 

あと、大阪神社連合会って組織の事も少し伺ったのですが、込み入った話になりそうなので割愛します。

大阪・北摂の地を中心に神社本庁とは別組織に属してる神社がある程度で十分かと思いますし。

 

この辺り、最寄り駅の摂津富田駅からは微妙な距離で、色々と損をしてるんだろうなと社地を切り売りしたであろう周囲を取り巻く高層の公団住宅を見ながら、この地を後にしました。

 

【社格】 延喜式内社 村社

【御祭神】 大山積(祗)命 伊弉諾尊 伊弉冉尊 鴨御祖大神

今回頂いた御朱印です。

 鴨神社

【所在地】 大阪府高槻市赤大路町42-3 →地図

【公式㏋】 http://kamojinja.web.fc2.com/


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osoumen

Author:osoumen
神社の御朱印集めのつもりが、いつの間にか徒歩での数珠繋ぎ巡拝の様相に。
最近旧道の曲がりくねった道を見るとどうもわくわくしてきます。

摂津国の神社中心の御朱印五目収集参拝中。

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