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姫嶋神社(大阪府大阪市西淀川区)

姫嶋神社(ひめじまじんじゃ)

鼻川神社より西に姫島通りを進み、旧の阪神間主要道路である大和田街道に入ってすぐの所にあります。

この大和田街道は、北区の大阪天満宮にも近い北浜北岸西天満にある難波橋より、ほぼ現在の国道二号線に沿う形で、福島・海老江・姫島・大和田、田蓑神社のある佃を通り尼崎の方に抜けていく道で、この界隈を進んでいるとたまに旧街道の文化遺産を示す新しい道標が建てられていたりして、その存在を思い出したりします。

 

さて、当地・姫島ですが、古代の難波八十島のうちの比売島に相当する場所と伝わっており、間に稗島と呼ばれる時代を挟んで姫島という名に到っております。

そしてその姫島(もしくは比売島)は摂津風土記によると古事記や日本書紀に記載されている阿迦留比売命(アカルヒメノミコト・こちらのご祭神です)が逃げ延びた地という事が書かれているようです。

古事記の応神記や日本書紀の垂仁天皇紀には新羅から逃げ落ちたこの姫神は難波の津に到り比売許曾の神と成ったような記載が有りますが、今の比売許曾神社やその旧地である高津宮のことに目を瞑れば、難波八十島の比米島に落ち着いたと言われても特に矛盾がない気もします。

 

第二次世界大戦の際、この姫島も空襲を受け神社全てを消失、御由緒が失われているようですが、阿迦留比売命と周辺と異なる特異なご祭神を祭っておる事もあり、その創建はかなりの古さを誇っているのではと考えます。

確実な所で境内現存最古の石灯籠の銘より正保五年(1648)までしか遡れませんが、明治の近代社格制度下でのこの地域で田蓑神社と並ぶ郷社としての扱い、鼻川神社の合祀先等、創建年代不詳というのが残念と思わされます。

 

姫島というとロックペイント等の工場がある場所で、イメージとしては工場地帯という感じだったのですが、その中で広い境内地を構えたオアシスのような場所でした。

大和田街道の途中という場所でもあり、駅からさほど遠い場所でもなく、機会があればまたのんびりと訪れてみたい社です。

 

【社格】 郷社

【御祭神】 阿迦留姫命 住吉大神

今回頂いた御朱印です。

姫嶋神社  

【所在地】 大阪府大阪市西淀川区姫島4-14-2→地図

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鼻川神社(大阪府大阪市西淀川区)

鼻川神社(はなかわじんじゃ)

塚本神社の巫女の女性に薦められるままに淀川堤防沿いに出て西に。

花川の地に辿り着くとこのお社に辿り着きます。

現在の堤防地すぐの所に東西に広がる小ぶりながら平べったい境内地を擁しており、なるほどこれはこの地に不案内でもすぐに見つかるお社だなと、ご紹介頂いた塚本神社の巫女の方の配慮を感じます。

 

この地、花川は神功皇后に所縁のある土地で、皇后が鹿島に行幸される際にこの地を訪れ住民の歓待を受けました。

皇后はこの地が無名地なのを惜しまれ、その地形(当時は中津川であったのか難波八十島の一つとして直接海に面していたのか調べきれてませんが)が張り出すような形で鼻の様な岸を形成しているのを奇とし「はなかわ」という名を与えたのが地名の成り立ちだそうです。

以後、鼻川の里(花川の里)という名を住民が守り伝えて今日に到っております。

ただ、新淀川の造成の際にその地名の由来となる鼻の様な地形は無くされたのでしょうか、今は無粋な一直線の堤防しか見えません。

 

社の成立時期は判然としませんが、社殿によると来歴に起因する神功皇后の祠を建立、後に対岸海老江にある海老の宮(八坂神社)の素盞烏尊を勧請合祀したとなっており、承久の記録も残っているようなので、少なく見積もっても800年以上の歴史を数える社である事は伺えます。

ここからは勝手な推測ですが、こういう由縁地で祀られる場合、事跡からせいぜい100年以内に祠は建てられるものと思いますので、下手をすると1800年程の歴史を数えるかもしれませんが、旧社地はおそらく河川敷か川の底でそれを確かめる術はありません。

淀川改修の際に近在の大社である姫嶋神社に一時合祀されておりましたが、大正に到り村民挙げての復帰運動が実り現社地で一社として復帰、旧中津村の神社と塚本神社の来歴を足し合わしたかのような歴史を辿っております。

 

だんじり倉庫もあり、もしかするとこの社の復帰の原動力になったのも案外村の祭りだったのかもしれません。

 

【社格】 無格社

【御祭神】 神功皇后 素盞烏尊

今回頂いた御朱印です。(書置きです)

鼻川神社  

【所在地】 大阪府大阪市西淀川区花川2-1-12→地図


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Author:osoumen
神社の御朱印集めのつもりが、いつの間にか徒歩での数珠繋ぎ巡拝の様相に。
最近旧道の曲がりくねった道を見るとどうもわくわくしてきます。

摂津国の神社中心の御朱印五目収集参拝中。

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